【後編】妻が料理上手になるための方法。夫がすべき簡単な12の事
このエントリーは後編です。理解のある夫さんは☟の前編からご覧ください。
さて、後編はいよいよ実践編です。その前にまず、ビギナーが料理を難しく感じる原因とは何でしょう?恐らくこの3点ではないでしょうか。
●失敗が怖い
●めんどくさい
●そもそもよく分からない
まぁ、こんな感じだと思います。失敗が怖いので、●●の素とか冷凍食品の無難な味に落ち着いちゃって上達しない、なんてパターンも結構あるんじゃないでしょうか。料理は、学校で習う算数とか英語と違って、1から10まで丁寧に教えてはくれません。だから、もともと料理に興味が無ければ習得する糸口を見つけるのがとても難しいのです。
⑥難しいメニューを避ける
料理が趣味じゃない人が思い浮かべる、主婦が作るべき料理と言えば、肉じゃが、ハンバーグ、ロールキャベツ、オムライス辺りだと思いますが、これらのメニューどれも難しくないですか?
他にも、焼き魚とかチャーハンとか家庭料理の定番を作らないと主婦失格みたいな使命感があって難易度の高い料理にチャレンジしがち。
もっと簡単なメニューが食べたいと言ってあげましょう。例えば、
●レバニラ (炒めるだけ)
●チャプチェ (炒めるだけ)
●釜玉うどん (茹でるだけ)
●鍋 (切るだけ)
火加減が難しい揚げ物、卵料理は初めのうちは避けた方が無難でしょう。炒めるだけ、茹でるだけ、切るだけの料理が上手にできるようになってから定番メニューにチャレンジした方がいいと思います。これ当たり前だけど、結構みんな出来てない。
⑦得意料理を作る
失敗しがちな料理の代表格が餃子。中は十分に火が入っていてジューシー、外はパリパリの皮に焼き上げるのが理想ですが実際は非常に難しい。皮をパリパリにしたくて水を少なくすると中が生っぽくなったり、火加減を間違えて上はぐじゅぐじゅなのに裏は焦げてるみたいな失敗ありますよね。
水を入れるタイミングを遅くしようとか、包む具材を変えようとか、って失敗した時は改善案を色々と考えるんだけど、次に作る時には綺麗さっぱり忘れてしまって同じミスをしがち。最終的には、自分で作る餃子なんてこんなもんだろ、って諦めちゃう。
何か改善点を思いついた時は、次の日も同じ料理を作るといいです。同じ料理を連続で作るとメキメキと上達します。
毎日連続じゃないですけど、我が家でも2週間ぐらい餃子を食べ続けた鍛錬の時期がありました。でもそれ以来、ヨスさんが餃子をミスる事はありません。
得意料理になってしまえば、進んで作ってくれるし美味しいから食べる方も嬉しい。自信にもつながります。
⑧レベルアップを褒める
麺の茹で加減が前より良くなった、とか、今日の目玉焼きは半熟が完璧だね、などなど。小さい事が大事なので日々のステップアップを見逃さないように。まぁ、当たり前の事ですけど。
⑨素を使わないで料理ができると面白くなる
これ結構、重要だと思うんですけど、マーボー豆腐の素みたいな●●の素を使わないで、その料理ができると達成感があります。料理上手になったな、って実感できる。だから積極的に素料理にチャレンジするといいと思います。例えば
●麻婆豆腐
●エビチリ
●かに玉
中華系が多いですね。中華系の素はほとんどチキンスープと、なんかの醤なんで、ウェイパー(今はシャンタン)と辛いの入れとけば出来ます。しかもだいたい炒めるだけなんで料理の難易度は低めで失敗も少ない。
⑩SNSで「いいね」をもらう
今回のエントリーで一番言いたかったのはコレ。我が家では家族のアカウントとして、インスタで夕食の写真をアップして、他の人に「いいね」って、料理を褒めてもらっています。やはり夫一人で褒めるのには限界がありますので、ネットのみんなに手伝ってもらって、「美味しそう」とか「彩りが綺麗ですね」とか言ってもらってます。
ただ、料理初心者が料理を作った後に、写真撮って、アップするのは疲れます。だから理解のある夫さんは頑張って綺麗に写真を撮って、たくさんの「いいね」を稼ぎましょう。
妻が料理を頑張って、夫がSNSを頑張る。これ本当に効果があります。
⑪献立を提案する
SNSで夕食を休まず投稿していると必ずブチ当たるネタ切れ。やっぱり同じような写真はアップしたくないですよね。
主婦は毎日献立を考えるのが大変なので、いつ聞かれても良いように献立ストックを用意しておくのは必須事項です。ただし、提案したメニューが食べれるとは限らないので注意。
「何食べたい?」「唐揚げかな?」「いいね。オッケー」みたいな会話を朝したはずなのに、「3分間クッキングのシチュー作ったよ」みたいなね。結構あります。
⑫みんなに料理上手だと言う
最後にズルい感じですが、ブログでこういうエントリーを書いたり、家族親戚に「最近、料理が上手くなってきた」と言うと非常に良いです。褒められて気分の悪い人はいませんので、ちょっと大げさなぐらいで丁度いいんじゃないですかね。
前後編に分け、妻が料理上手になった経験談と反省点を書いてきましたが、いかがだったでしょうか。誰かの参考になれば嬉しいです。